症例報告:瀬尾 建実(鍼灸師)2020.6
jitsurei 37歳・女性・第2子不妊 鍼灸で着床しやすくなりました


>>不妊治療状況と来店動機

出産後2年して、二人目の不妊治療を開始した。不妊治療歴1年。タイミング3回、体外受精3回。採卵できたが受精卵のグレードが低く、着床できなかった。そのため妊活鍼灸三焦調整法を開始した。

生理状況

生理周期は27日。生理量は少ない。軽い生理痛あり。子宮内膜が薄い。PMS症状あり(だるさ、眠気)。

パートナーの状況(男性不妊)漢方・鍼灸の有無

特になし。


>>婦人科以外の随伴症状・病歴

疲れやすい、冷え症、イライラ、不眠、頭痛、耳鳴り、首肩こり、動悸、皮膚のかゆみ、むくみ、食欲がない、腰痛。


>>中医弁証と鍼灸三焦調整法所見

・弁証:脾腎両虚、肝気鬱結
・治療原則:益脾補腎、疎肝理気


上焦所見と経過

・熱感や緊張感が強い。

中焦所見と経過

・ストレスによりお腹と背中が硬い。

下焦所見と経過

・お腹と足は冷えて力がない。


鍼灸三焦調整法の治療方針

・自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にし、脳の血流や子宮と卵巣への血流を良くする。下腹部と仙骨に鍼・お灸・パルスで刺激し、子宮・卵巣の働きを良くして着床しやすい状態にする。



>>結果・総論

通院ペース:週1回来院
通院期間:3ヵ月
・鍼灸治療1ヵ月目で、生理痛とPMSが減少した。
・鍼灸治療3ヵ月目、凍結胚の移植により妊娠・心拍が確認された。
・ストレスが強く、不妊に影響していたと考えられる。自律神経の調整でリラックスができ、睡眠もとれるようになったことで血流がスムーズになり、子宮内膜の質が改善したものと推測される。


>>漢方服用の有無

誠心堂薬局にて漢方煎じ薬、誠心堂オリジナル漢方サプリメント亀鹿二仙丸・卵宝源服用。