症例報告:北島 充貴(鍼灸師)2020.6
jitsurei 30代後半・女性・第2子不妊
着床しやすくなり体外受精で妊娠!


>>不妊治療状況と来店動機

不妊歴1年。第2子希望。出産後2年して、2人目の不妊治療を開始した。タイミング3回、体外受精3回。採卵はできたが、受精卵のグレードが低く着床できなかった。そのため当院に来店した。

生理状況

子宮内膜が薄い、生理周期27日、生理量は少ない、軽い生理痛、PMS症状(だるさ、眠気)。

パートナーの状況(男性不妊)漢方・鍼灸の有無

男性不妊なし。


>>婦人科以外の随伴症状・病歴

疲れやすい、冷え症、イライラ、不眠、頭痛、耳鳴り、首肩こり、動悸、皮膚のかゆみ、浮腫み、食欲がない、腰痛。


>>鍼灸三焦調整法所見と治療方針

・弁証:脾腎両虚、肝気鬱結
・治療原則:益脾補腎、疎肝理気

・上焦:熱感や緊張感が強い。
・中焦:ストレスによりお腹と背中が硬く緊張している。
・下焦:お腹と足は冷えて力がない。

自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にして睡眠の質を高めることで、脳の血流や子宮・卵巣への血流を良くする。下腹部と仙骨に鍼、お灸、パルスで刺激し、子宮や卵巣の働きを良くして着床しやすい環境にする。

鍼灸三焦調整法の治療方針

下腹部と仙骨に鍼とお灸を集中的に行い、卵巣への血流を良くし卵子の質を改善する。ストレスが強いため、自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にしてリラックスできるようにする。


>>結果・総論

通院ペース:週1回
通院期間:3か月
鍼灸治療1ヶ月目で生理痛とPMSが減少した。
鍼灸治療3ヶ月目で凍結胚の移植により妊娠・心拍確認がされた。
鍼灸三焦調整法により、自律神経のバランスが整い睡眠もとれるようになった。子宮内膜の質も改善し着床、妊娠したと考えられる。


>>漢方服用の有無

誠心堂薬局にて漢方煎じ薬、誠心堂オリジナル漢方サプリメント亀鹿二仙丸・卵胞源服用。